タムケンブログ

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日本のシリコンバレーになるというので、とりあえず京都行ってきた

アメリカは遠すぎるので

日本で済ませようと思った。
京都がシリコンバレーになるという噂を聞いたので早速。ただし金が無いので鈍行の旅。往復5000円・16時間。

東京を切り取ったような街だった

2日間歩き回ってみて思ったこと。
古都に小東京を足して、外国人と修学旅行生をおまけにつけたような街。西新宿と吉祥寺と横浜郊外に浅草を5個位添えた感じ。


はてなが居るらしい、烏丸御池付近にも行った。ビルが低かった。やたら地下街が多い、静か目のビジネス街。

任天堂本社も眺めてきた

こちらは京都駅よりもさらに南にあった。車がびゅんびゅん通る横浜郊外風の街。
窓が均等に並んだ、真っ白な直方体ビル。東京に居るとも、京都に居るとも思えない空気。


ああ、この会社は東京なんてメじゃないんだ。世界を相手にしてるんだと気付いた。この旅で一番の衝撃。

嫌でも歴史と日本を感じる街

町屋的な建物や有名な神社仏閣がそこいら中に転がっているし、8世紀以来の御所もある。繁華街から少し歩けばそこは祇園だったり。“日本”を意識するアイテムが日常に溶けてる。何が楽しいのかは分からないが、外国人観光客も沢山。嫌でも“外国”を意識する。

京都が日本のシリコンバレーになれる理由

「世界を変える事業が生まれる場所」としてシリコンバレーを考えたときに、日本にそれを作るには何が必要なのか。リスクマネーの有無、快適な気候とかも重要だけど、恐らく決め手になるのは“日本だから”な所だと思う。江戸時代以来のもの作りの精密さとか、平安時代以来の外国文化にひと手間入れてオリジナルにする柔軟な発想力だとか。

そう考えると、古都京都。悪くないんじゃないかと。

個人的には

高い技術にもうひと手間入れて、世界で使える素敵なものを作りたいとふかく感じるなどした。世界を変えるコードは書けないかもしれないけれど、コードを生かして世界を変えられたらと思う。