タムケンブログ

コンテンツの未来について、好きなコンテンツについて、書き記します。

学生がビジネスっぽいことをするということ。

学生団体というのが流行っていますいま

前に何かのエントリで書いたかもですが、ここ数年主に首都圏の主要大学に通う大学生の間で増えている活動があります。テニサー的なのでも、思想的なのでもなくて。


それは一般に「学生団体」と呼ばれていて、多くの場合インカレ(複数大学メンバーで構成される)で、株式投資したり就活イベントやったり、ビジネスコンテスト開いたり講演会開いたりとかを活動内容としています。ここ数年で団体の数も非常に増えてきているので、学問もテニサーもバイトもそれほど興味ない向上心の強い学生のニーズに合っているというところでしょうか。
やってることはイベントの設営だの企画だの、協賛金集めだのということで、どこか事業をやることに似てたりします。どこかビジネスっぽいことをする(とはいえ、バブルな頃みたいに怪しいお金儲けじゃなくて、ボランティアな自分磨き的な意味で)学生が増えています。これはうまく回ればよい仕組みだと思っていてその理由は後述。

学生団体のコミュニティとしての価値

僕はKINGというビジネスコンテストの運営を大学2年生までやってたというわけです。KINGというのはこの学生団体ブームよりちょっと前に出来た団体で、団体の理念とか仕事の細部への拘りとかが異常に激しい団体だったので、深く思慮してテキパキ仕事をこなすということはここで学んだ気がしています。
ただ、それ以上にKINGが良かったのは、コミュニティとしての濃さ。一般に学生団体と呼ばれるところ全般に言われることで、特にKINGという団体はそうだと思っているのですが、そこに集まる人間の価値観が比較的近くて、濃いのです。何というか、(仕事への意識的な意味で)変態含有率が異常に多い。キャリアの選択肢として特に違和感なく起業を選べたのは、そんなコミュニティの空気を吸っていたからなんだろうと思っています。

イイタイコト「異分野に触れたければ学生団体的なところに絡むと良いよ>大学生」

つまり何が良いたいかというと

「ビジネスーな人に絡んでみたい大学生はKING2008に出たらいいよ!」
今年は8月24日〜8月31日に都内でやるそうです。その場で初対面の男4女2でチーム組んで、一週間でビジネスプランを立てて最後経営者の前でプレゼンする会。ちなみに締め切りは日曜いっぱい。


個人的にはハチロク世代界隈の方々に強烈におすすめ。文系脳の人々がどんな人間なのか観察するだけでも面白いと思いますし、スーツ側の人間の中でもいろんな意味で濃い人たちと触れ合えるので。