夜遅くまで働くのって微妙って話(結果を出して定時で帰る時間術)
ワークライフバランスの小室社長
- 作者: 小室淑恵
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2007/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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社長がこの本持ってて、改めてワークとライフのバランスを見直そうと思うなどした。
個人的にはベンチャーだからって「24時間働けます」みたいなガツガツした働き方は違うと思ってたので少し考えてみようかと。
でも分厚くて読む気がしなかったので、こちらを購入
結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1)
- 作者: 小室淑恵
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2008/02/07
- メディア: 文庫
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気になったのは3点
とりあえず30分くらいで7割くらい読んで、だいたいわかったので残りはあとで読む。
個人的にピンと来たのは3点
残業するより〆切決めて残りは翌朝とかのがいい
夜のほうが効率がいいってのは錯覚
抱え込まないで仕事を頼んでちゃんと帰る
残業するより〆切決めて残りは翌朝とかのがいい
本のタイトルにもあるのですが、残業せずに定時に帰る意義についての説明がしっくりきました。
経営者側の視点として、残業すると光熱費・残業代の無駄遣い!というのと、
従業員側の視点として、〆切決めて集中力発揮して⇒残りの時間を他に使ってインプット⇒翌朝ゆっくり仕上げる、のほうが良い成果が出るというので。確かに残業して無理してウンウン唸りながら仕上げた仕事って、あとでボロ出てきたりするんですよね。。
同じ早く帰るのでも、ポイントは
・人と会う、セミナー出るとかでちゃんとインプットして、どこかで仕事に生きてくるように
・ちゃんと休む
ってのが重要だと理解しました。
そういえば関連する仕事術として、個人的によくやってることとしてこんなんがあります。
- 仕事で行き詰ったら一度止めて、行き詰まりポイントを脳内の無意識に押し込む
- 別の仕事やら遊びやらに切り替える
- 放っておくと無意識に解決方法が浮かんでくるので、元の仕事に戻って一気に片付ける
小室さんの本にも「同時平行術で集中力アップ」とありました。近いかもしれません。
夜のほうが効率がいいというのは錯覚
説明はピンとこなかったけど、言われて見れば確かに。
夜だと邪魔されないからはかどるけど、代わりに翌朝は死んでたりしますからね。。
抱え込まないで仕事を頼んでちゃんと帰る
人に仕事頼んでも遅いから、自分でやったほうが早いという理由で残業するのはよろしくない、と著者の方はおっしゃってました。
自分でやったら1時間、人に頼んだら3時間の仕事でも、人に頼んでその1時間を使ったほうがいいとのこと。
よく言われることだけれども、これから会社大きくしてくに当たって「でも自分がやったほうが早いし」みたいな思考からなかなか脱せて無かったので大変示唆的でございました。
まぁもともと残業とかあまりしない派で
10時に来て20時に帰るなどしていたのですが、結局夜家で仕事してたりしたのはまずかったかなぁと。
早く帰ったら早く寝て、8時くらいから仕事始められるとよいのかもしれません。早速GW明けから試してみます。
とかくIT系のベンチャーとかでは、夜遅くまで頑張るのが当然みたいな流れがありますけど、そうならないように職場環境的なのも考えていかなきゃと思い知らされた一冊でした。