最近目指している事
自分で要件定義からクライアントとの調整、コーディングまで全部やることを辞めること。
現状:デザイン以外なんでも
二ヶ月くらい前からタスクを切り分けてインターンの方々に振る、というのを意識しているのですが、仕事としては基本デザイン以外はなんでもやってるSEマネージャーです。ただこれだと勿論限界があって、会社として仕事が増えている(≒業績が上がってる)にもかかわらず
・自分タスクが増える
⇒ひとりデスマーチが常習化
・仕事を振る余裕がなくなる
⇒人が育たない
⇒ひとりデスマーチ
とマイナススパイラルに陥ってます。
一時期はがんばってやっていたのですが、体が持たず、思考力も低下してロクなことがありませんでした。
拡大する仕組みづくり
これを打倒するためには、即戦力の仲間の加入に期待する従来の方法では駄目で
・マネージャーの僕がボトルネックにならない
ように注力しながら
・安定的にチーム勢力を拡大させる
ことで
・こなせる案件量&質を無理なく上げていく
ようにすることかなと思っています。
人材育成方法については改めて考えるとして、上記の達成に非常に参考になるエントリがあったので長いけど引用。
筆者は,「SEマネジャは発想を変えて『部下を使う』意識を捨て,『部下に使われよう』と考えたらどうか」と言いたい。そして「部下に使われる力」「部下が困ったときに助けることができる力」を持つことに注力するよう勧めたい。システム開発・導入・保守などは部下が自分の裁量で行なう。部下は,自分では対応できないことなどにぶつかって困ったら上司に相談する。上司は助言する。助言だけではすまない時は自ら動いて助ける。そんなやり方だ。
例えば,(1)SEがバグにぶつかり,なかなか原因が分らない。長引くと顧客に迷惑をかける。部下が困って上司に助けろと言う。言われたSEマネジャは,自部門に適切なSEがいなけてば社内などを駈けずり回ってできるSEを投入する。また,(2)SEマネジャはSEから「○○について顧客の□□課長と話がつかなくて困っている」と言われたら,自分が苦手な相手でも顧客を訪問し交渉する。こんなパターンだ。
そのためにはSEマネジャは,部下に使われ甲斐のあるSEマネジャになることが肝要だ。部下が頑張ってできないことを上司に訴えれば,上司がボールを拾う。そうなれば部下も助かる。顧客も助かる。仕事もうまく行く。これは禅問答的になるかもしれないが,ある意味では「部下に使われて使う」ということかもしれない。
部下に使われたい
最近は徐々にこの体制に移行してきています。
得意なメンバーにどんどん仕事を任せる⇒やばくなったらマネージャー(me)が頑張って乗り切る
という流れですね。いくら万能に頑張ろうとしても勿論限界がありますから、全部ゼロから自分で考えていくよりもずっと効率的です。
ただ、まだ組織として「かげずりまわってSEを投入」はできず、僕がgoogle先生使ってレバレッジ聞かせながら情報収集して問題解決するみたいなことが多いですが。。
そういえばKING時代も「マネージャーがみんなに使われる」イメージは意図的に持っていたような気がします。だからわりとしっくりきているところで。戦術レベルだとこの方式に持っていった方がいいフェーズにようやく来たと思うので試してみようと思います。
というわけで使ってください
モバキッズのみなさまよろしくです。ガンガン仕事奪って、ガンガン僕を使ってください!