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タムケンブログ

コンテンツの未来について、好きなコンテンツについて、書き記します。

「そこに行った」ことを携帯で証明するには

要は携帯でスタンプラリーをやりたい

と思ったときに面白い事できないか、という話。
パーソナルメディアとしての携帯を活用してうんたら、ということを考えてみました。

楽なのは

一番初歩的なのはやはりパスワードですよね。ある地点に行くと看板があって、パスワードが書いてある。それをキャンペーンサイトのフォームに入力すると「行った」カウント。
ただこれだとパスワードを共有されてしまうので不完全。店頭のQRコードを読み込んで…なども同様の理由でアウトですね。

まともにやろうとしたら

Felicaおサイフケータイ
・GPS(精度の高い位置情報)
あたりが妥当でしょうか。とりあえず各一例ずつ実践例をあげてみます。

Felica実例:はこだてまちナビ

Felicaカードとおサイフケータイを利用した観光用のスタンプラリーがまだ実験段階ながら始まったそうです。Felicaで認証したあとに届くメールでクイズに答えさせる。行った確認だけではなく、実際にちゃんと観光する事を促すしくみです。以下ITmediaより引用。

函館まちナビプロジェクトでは、複数の観光情報提供サービスが試みられる。そのコアになるのは、FeliCaと携帯電話を組み合わせた観光スポットのチェックポイントラリーだ。

 観光客はまず、市内3カ所に設けられた「まちナビインフォメーションセンター」で参加登録し、500円をデポジットしてFeliCaカードの「はこだてまちナビカード」をもらうか、おサイフケータイで登録する。この際、携帯電話のメールアドレスも登録し、まちなびカードもしくはおサイフケータイFeliCa情報とメールアドレスの紐付けを行う。市内各所に設置されたチェックポイントにはFeliCaリーダー/ライターがあり、ここにFeliCa カードもしくはおサイフケータイをかざすと、チェックポイント通過の記録とともに、その場所にちなんだ観光情報とクイズがメールで届く。函館市内8カ所のチェックポイントうち、5カ所以上を回ると「函館制覇」の称号と記念品が贈呈され、さらにクイズに3問以上正解すれば、後日、抽選で賞品が届くというものだ。
写真で見る「はこだてまちナビ」――ケータイ片手に“函館制覇” - ITmedia +D モバイル

良い意味での特徴は、何より操作が直感的であることでしょうか。スタンプ押すの代わりにカードをかざすと考えるとスムーズ。

ただ、Felicaのアプリ側の対応が煩雑で、単発で開発すると初期費用がかなりかさみそうなイメージです。今回もNECさんががっつりからんだ実験レベルに留まっているようですし。共通で使えるアプリがプリインストールされるくらいになればよいのですが。

蛇足ですが、個人的にはこれが函館発で出たのが嬉しかったです。いい街です。*1

GPS実例:ケータイ国盗り合戦

今度は同じスタンプラリーでも鉄道もの。全国を数十のエリアにわけ、すべてのエリアに実際に到達するとクリアというゲーム。昔のディスカバー・ジャパンキャンペーンに近いものですね。GPS情報送信による位置特定は基本的には詐称が難しいので、可能になっているところです。以下引用。

サイバーマップ・ジャパンは7月18日、同社が提供する携帯サイト「マピオンモバイル」で、携帯電話の位置情報サービスを利用した国盗りゲーム「ケータイ国盗り合戦」の提供を開始した。

 同ゲームはジェイアール東日本企画の携帯サイト「JRトラベルナビゲータ」との共同企画として提供されるもの。ゲーム中では日本が300の国に分かれており、参加者がサイトにアクセスし「国盗り」ボタンを押すことで現在の場所の位置情報を取得。各地の「戦国大名」との合戦を制してバーチャルな「国」を統一できるという内容。
ITmedia +D モバイル:携帯の位置情報を使った国盗りゲーム「ケータイ国盗り合戦」を開始

これは(認証部分については)Webアプリとして実装可能なので、Felicaと比較してより手軽なのがいいですね。ただ十数メートル単位での誤差は出てしまうので、厳密にある小さな地点にいることを完全に証明するのは難しいです。ただ大まかな行った証明は手軽に可能です。

問題点は対応端末。携帯へのGPS機能搭載が義務付けられたとはいえ、高い精度で反応するものに限るとまだまだ未搭載端末が多いです。低い精度のものならほぼ100%ですが、基地局密度にもよりますが1km程度の誤差はでてしまいます。もっとも、例であげた程度のことであれば問題ないとは思いますが…

一長一短、とはいえ

こう見てみるとどちらもまだ成熟はしていないですが、やはり携帯のメールアドレスとひも付けられるのは大きな魅力だと思います。参加者のプロファイルを100%取得できるキャンペーンになりますし、参加中はもとより参加後も継続的なアプローチがメールを通じて可能になりますし。

そして何より、スタンプラリーよりスマート。スタンプラリーっていうと子供のものというイメージが強いですが、これなら誰でも恥ずかしくなくできます。チラシクーポンっていうとオバちゃんっぽいけど、ケータイクーポンなら違和感がない、といったような。

ちなみにうちの会社でGPSを利用したWebアプリの開発もやってるので、GPS関係でもっと知りたいなどあったらお気軽に連絡ください。

*1:昔5年くらい住んでました第2の故郷で。今でも可能ならば函館に住みたいくらい。イカ最高。