タムケンブログ

コンテンツの未来について、好きなコンテンツについて、書き記します。

2006ふりかえり。

結局年明けてしまいましたが、
こういうことは公開したほうがいいと思うので。。

まず、2006のふりかえり。

考えていた事

社会のために働くとはどういう事か?

働く事で社会貢献していきたい、その手段として新しいサービスを生み出していく起業家は目指すべき姿のひとつ、と考えていたので、ライブドア事件のころ今まで持ってた価値観が壊れてしまって。ちょうどそのころ「社会起業」という言葉が流行っていたこともあって。ずっと考えていたけれど自分なりの答えはまだ全然出来ていません。

超効率的に働くにはどうすればよいか?

1月からインターンを始めて、優秀な人が死ぬほど働いている姿を見て考えるようになりました。少しでも仕事できるようになりたいと思って色々試してみたのですが…うまくできずにいます。今は「仕事」っぽいことしてないから実践経験も積めずにいて。web2.0ブームとあいまって、Webサービスに興味を持つきっかけにもなりました。

どういうキャリアを積むべきか。

社会のために働く…にも関連するのですが、価値観が変わるにつれキャリアに関する意識も変わってきて、いろいろ考えていました。KINGが終わった9月頃から特に考えていて。結果よく分からないけれどとりあえず英語やらないと多様性激減という結論に至り。

生きる意味について

2005年末から本当に落ち込む事が沢山あって、さらに学業・KING・インターンでタスクを抱え込んで1〜3月頃は精神的に壊れてました。もう全部止めてしまいたいと思うこともしばしばで。『それでも人生にイエスという』という本を友人から勧められて読んだのがきっかけで落ち着いて向き合って考えるようになって、そもそも生きてる意味ってあるのか?みたいな事をずっと考えていました。

人間対人間の感情について

人間関係・コミュニケーションについて考えることが多かったです。いまもよくわかりません。考える前に動くべきなのでしょうが、あれこれ考えてしまう性分みたいです。

ネットの発展による新しい世界と新しい常識

ネットベンチャーでインターンしてたこともあり、年明け頃からずっと関心を持って追っていました。いろんなサービスに触れて驚いたり、『ウェブ進化論』で沢山の人にいわゆるweb2.0的なものが伝わっていくのに感動したり。まぁこれは普通なのですが、何より個人的には、そうやって染まっていく自分と大学のほかの人たちとの認識のギャップがあまりにも大きく感じて、これから日本のエリート層はどう動いていくんだろう…と考えていました。

チームで動くということ。信頼しあえる組織の最低条件について。

KINGというイベントの運営に力を入れていたこともあって考えていたことです。KINGのコンセプトである「他者と協力して目標達成が出来るように…」について深く考えなきゃいけなかったこと、ひとつのチームを率いる立場であったことなどもあって、チームのパフォーマンスを上げるにはどうすればいいかを考え、実践して、考えて…と。体験したある組織では大成功し、ある組織では大失敗したと認識しているのですが、この二つを分けたのは「ポリシー・成功イメージの共有」だったのではないかと今は考えています。


印象に残った本(読んだ順)

起業家精神―不可能を可能にするバイブル

働くということ、社会に価値を提供することについて考えさせられました。
この著者の方のセミナーのビデオがまた凄く良かったです。

知的生産性向上システムDIPS(ディップス)

仕事超できるようになりたい!と思ったときにインターン先の上司から勧められた本。タスクをブレイクダウンしていってうまく処理していく癖を付けられた気がします。仕事を降るときの方法なども役に立って。仕事が出来る社会人は無意識にやっていることかもしれませんが…。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

インターン先で飛び交う言葉を理解したくて発売早々に飛びつきました。価値観が壊れたり、精神的に壊れたりしてたときに読んだ事もあって最近の僕の価値観のベースに確実に大きく影響を与えている本です。

それでも人生にイエスと言う

『夜と霧』のV.E. フランクルが終戦の翌年に行った講演の記録です。落ち込んでいるときであったこと、キリスト教に関してある程度理解していること*1もあって、心の中が支配されていくような錯覚に陥る程に入ってきました。まさに「救われた」というか。今思えばその感覚は危険ですけどねw。「どんな人生にも意味がある」。

NANA&ハチクロ&のだめ

NANA (1)
ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス―ヤングユー)
のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))
今年は少女マンガにはまってました。人間関係、特に恋愛感情について考えるときの良いネタにもなりましたwwまぁとりあえず娯楽としてwハチクロなんて全巻買っちゃいましたし。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

今まで(本好き、小説好きなのに)ライトノベルを馬鹿にしていたのですが、これにはやられました。これを原作とするアニメのyoutubeなど生かした画期的なマーケティング手法を見ても面白いのですが、何より流行の「ツンデレ」の教科書として最適です!「ツンデレ=みんなでいるときはツンツンしてるけど二人のときはデレデレ」と思っている人は是非読むべきw

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

キャリアについて考えるのに凄く良かった一冊。シリコンバレーにおける労働事情と働き方・生き方のスタイルなどについて。夢としてはこういう世界を日本で作りたい、でも潰されそうだから英語とスキル身につけて海外逃亡しかない!!*2とか思った。



一応次回に続く、ということでw


2007年もよろしくお願いします。

*1:中学高校がミッション系

*2:⇒英語勉強しなくては!!!と物凄く思った。それこそ受験期以上に