タムケンブログ

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死ぬ時に考えていたいこと事例:はてな近藤氏

何億円持っているとか、いいクルマを乗り回しているとか、そんなことは死ぬときには何の自慢にもなりません。それより「ネットでたくさんの人が使っているあのサービスはぼくが考えたんだ」といえるなら、それは死んだ後も自慢になる。ぼくはそういうものを作っていきたいんです。

THINK!2006夏号 はてな近藤淳也氏インタビューより

インタビューの本筋ではないのですが、コレだ!と久しぶりに思えるコメントだったので引用しました。

僕はどうしても死ぬことが怖くて、それはつまり自分がこの社会から存在ごと消え去るということが怖くて、だから死ぬ時にどう思っていたいかってのにずっと関心を持っていました。
だから、あと一週間で死ぬとしたら?と聞かれて、「人と適度に会うほかはひたすら自分を文章に書き記し続ける」なんて答えてしまうほど、自分の存在の痕跡を残したい!と考えていて。
今自分がいろいろやっていることも、企画屋さんとして素敵な企画やイベントに己の魂を込めて、社会に残していけたら素敵だな、という想いに繋がってます。僕は絵とか音楽とかみたいな所謂「表現者」としての能力が著しく劣っているから、それしかないなと。

それをちょっと忘れかけていた矢先にこの文章読んで、思わず感動してしまったのでもっと知らせたい、と思った次第ですw