タムケンブログ

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徹夜のナルシズムと怠情ゲットのための戦略的思考


徹底的な無駄排除(怠情ゲット)は僕のポリシーに近いものなのですが、
それに近いことをそれなりの肩書きの人がしゃべっててうれしくなったので
引用エントリ。[[

徹夜のナルシズムとは
徹夜のナルシズムとは、糸井重里の言った言葉で、「徹夜をすると仕事をしているような錯覚に陥るが、それは単なる自己満足だ」といった意味です。

]]もうそのままの意味で捉えればいいと思いますが、この言葉はもっと本質的なところがある気がしています。

(中略)

つまり、実はみんな効果を上げたいのではなく、がんばっているという自己満足が欲しいだけなのかもしれません。

やたらと辞書を暗記したり、無意味な行動をたくさんしたり・・・。これらは自己満足を追い求めているだけなのです。

本当に出来る人は、自己満足を求めないで結果だけ求めます。テストに出ない英単語を1日5時間かけて覚えるより、本当に出る2000語だけを1日1時間で覚えたほうが効率がいい、とわかっている人です。

なので、「今、自分がんばっているなー」と思うときは要注意な時なのです。徹夜のナルシズムに陥っている可能性があります。その時は冷静に「今やっていることは無駄なことが多いのではないか」と分析をしたほうがいいかもしれません。


僕は、勉強するということに関してはまさにそうで
無意味な行動は徹底的に避けていました。

高校三年生に上がって間もないころ、
クラスメイトたちが、一日の勉強時間を自慢しあう中*1
僕は一週間に五時間くらい、受験校の試験の情報収集とかメインにしてるくらいでした。
もっとも宿題くらいはしましたけどね。別に。
あとは高校生らしく、学園祭の準備とかしてました。*2

夏休みも疲れるのでそんなに必死になることは無く、
塾の講習も大して受けず、社会の過去問の答えとか読んで遊んでたりとか。
論文の練習ばかり趣味*3でやってたりとか。

結果、英語と社会が出来ないまま第二志望合格とかいう素敵な結果に。


まぁこれはこれで自己満足ではあるわけですが、
何事にも戦略的思考は重要だと思うのです。
もちろんカンとか感性みたいなのはもっと重要だと思うんだけど
少なくとも、「みんながこうしてるから」「ふつうこうしてるから」「先輩がこういってたから」程度の思考は頼むからやめてくださいよ、と考えることが多いです。*4

*1:6時間とかなんとか言ってたな。学校あるのによくできるもんだ、と当時は思っておりました。

*2:うちの学校はふつう高2で引退です

*3:介入型進学校だった為、こういう戦略はやたら否定されがちだった気がします。残念。

*4:最近はこれはこれで一つの生き方として許容できるようになりましたが。人の価値観にケチつけちゃいかん。